今企画にあたり、是非とも監修してほしいと言う話を頂き、有り難く応諾しました江来と申します。
さて、一足早く完成した映画のシナリオを読んだ感想ですが、これこそが21世紀を生きる全ての子供達が見るべき映画になるだろうと確信いたしました。そして、これまでのドラえもん映画としても指折りの傑作として語り継がれるだろう、と。
我々は未曽有の大災害を目の当たりにしたことで、自然が持つ大きな力を改めて認識させられることになりました。今一度我々は、この地球という存在を見つめ直すことが必要ではないかと考える次第であります。

今作では絶滅動物をテーマに、人間と動物との関係性について現代を生きる子供であるのび太くんたちが、悩み、悲しみ、そして勇気を振り絞って立ち向かうという我々大人でも非常に考えさせられる重厚なストーリーとなっております。
人間に復讐を誓う捨てられた少女とニホンオオカミ、余りに悲しく重い宿命を背負った彼等を優しいのび太くんたちは何を思い、そしてどう受け止めるのか?

その結末を見届けたら、是非とも親子で自然について語り合ってみてください。
今、自分達に出来ることは何か?
人々が手を繋ぎ、悲しみを乗り越えたその先の希望を子供達に教えてあげてください。

きっと、我々の100年後の世界を、素晴らしき楽園へと大きく変えることになるでしょう。

江来博士...専攻は国際関係学。テレビ番組にて今後の国際情勢の展望について解説する際に、東京に住む小学生N.N君が百点をとったことを紹介し、不可能への挑戦と、それを成し遂げた偉大さをコロンブスのアメリカ大陸発見とアポロ11号の月着陸に比べられる大偉業であると絶賛したことで注目を集めた。
その解説ぶりが人々の大きな反響を呼び、国会でその日を「N記念日」という名称で新たな国民の休日とする法案が衆議院を通過したことは日本史に残る珍事として今でも語り草となっている。
それ以降、江来氏には教育分野での講義の依頼が後を絶たず、教育書も多数執筆している。

江来氏近影。



ここは「2012年映画ドラえもんを勝手に自作するブログ http://blog.livedoor.jp/doraeiga2012/」の情報をまとめるサイトです。
公式ドラえもん関係各社とは何の関係もありません。


※こどものかたへ!
このサイトはニセモノだよ! テレビでやってるドラえもんや、らいねんのえいがでこうかいされる「のび太と奇跡の島」とはなにもかんけいないよ!